本を読みました その7 -「四日間の奇蹟」
本を読みました。「四日間の奇蹟」(朝倉卓弥著、宝島社文庫)です。
第1回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞金賞受賞作で、100万人の読者が涙した、ベストセラー「四日間の奇蹟」の文庫化です。
脳に障害を負った少女とピアニストの道を閉ざされた青年が山奥の診療所で遭遇する不思議な出来事を、最高の筆致で描く癒しと再生のファンタジーです。
中村父さんはこの本を読んで、感動しました。四日間という短い期間で通わされた人々の心がとても切なく描かれた作品でした。本の中に登場するすべての人が、それぞれの事情を抱えてはいますが、いい人です。
とにかく40歳過ぎた男が、電車のなかで読みながら、泣いてしまいました。
因みにミステリーではありません。
吉岡秀隆、石田ゆり子主演で映画化されているという事ですが、ぜひ観てみたいものです。
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